半端な言葉を書き殴る。


by kodomoking
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裂 + BABEL

BABELという映画を見た。
タイトルからのインスピレーション以上に、現代社会を深く深く見つめ表現した作品であったように思う。
http://jp.youtube.com/watch?v=syfU7drScwg&feature=related

神々によって、言葉を分断された人々は世界中に散っていったという旧約聖書の物語がモチーフとなる作品。


個が抱える闇。
闇が影響した、他への不信感。
身近な人々との関わりと心の壁。

分割された隣の世界では、言葉も文化も歴史も価値観も異なる。
今、隣に居るあなたと心が通じないのならば、分断された世界同士が統率をとる日は訪れないだろう。




言葉は神々によって分断された。
しかし、文化間、国家間、宗教間、人種間といった線を引き、世界を細分化したのは人間。

細分化、複雑化した社会では、人ではなく、システムが先行し始め。
システムが人を操作する世界では、身近な人との繋がりさえも曖昧になり。
繋がりに信頼が持てず、個の抱える闇と、闇に対する不安は、より表面化する。



我々が大切にすべきモノは。

文明が築いた歴史でもなく。
歴史が築いた世界を席巻する主義でもなく。
主義が築いたシステムの残骸でもなく。
残骸の上に築いた個々の立場でもなく。


私とあなたが世界を創造している事実。
人と人が触れ合うことの素晴しさ。
共有することの嬉しさ。

全ての感情が生れるあなたとの一秒一秒の価値を心に深く刻み。
信じるという強さを、共鳴し合う人々と、仲良く暮らしたい。


「得」ではなく「徳」を重んじ。
今出来ることを重ねあげて行きたい。


Babel -Alejandro González Iñárritu
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# by kodomoking | 2008-08-17 06:07